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サヨナラCOLOR

うっかり観始めた『サヨナラCOLOR』から目を離すことができず、結局全部観てしまった。これはちょっと一言じゃ語れない。とりあえず、竹中直人自作自演の大モテ映画に感服。単純に3人の女性にモテるだけでなく、観ているこっちまで3人ともちゃんと好きにな…

『AIR』鑑賞日記 その6

『AIR』鑑賞日記 その5

ちょっと間が空いたが第10話まで観終わった。観慣れてきたせいか、すごくまともにストーリーが展開しているように見える。さあ、いよいよあと2話。どうなるのか?

続々・嫌われ松子祭り

中島哲也監督『夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKY』(1997年/サッソ・フィルムズ)を観る。祭りはとりあえずこれでおしまい。こっちはすごく気に入った。田舎の小学生男子を主人公に、彼から見た大人たちと世の中の不思議、自分の未来の不思議を描いていく。…

続・嫌われ松子祭り

中島哲也監督『Beautiful Sunday』(1998年/シネカノン)*1を観る。あるマンションの各部屋に住む人々の閉塞感に満ちた日曜日を描いた作品。うーむ、凹むなあ、これ。日曜の夜に観てたらアウトだったよ。悪い映画ではないと思うけど、サザエさん症候群に苦…

CD、DVD、本のメモ

『bounce』2006/5号から。 ●MATMOS/The Rose Has Teeth In The Mouth Of A Beast(P-VINE) ●Adrian Sherwood/TACKHEAD SOUND CRASH(On-U/BEAT) ●MAMALAID RAG/MAMALAID RAG 2(ソニー・ミュージックエンタテインメント) ●capsule/FRUITS CLiPPER(c…

CD、DVD、映画メモ

『intoxicate』61号から。 ●The Toropic of Cancer(北回帰線)/THE WORLD HERITAGE(ポリスター) ⇒メンバー:吉田達也、勝井祐二、ナスノミツル、山本精一、鬼怒無月 ●アクセル・クリヒエール/つぐみ(ビーンズ) ⇒アルゼンチンの要注目アーティストらし…

『ケロロ軍曹2』も8巻目

『ケロロ軍曹2』のDVD第8巻を観る。というかアニメ版は順調に観てるけど、漫画は全然読んでないなあ。そういえば。そんなことはさておき、第31話のBパート「ケロロVS夏美 1/6ガチンコバトル! であります」がよかった。自分のプラモデルを作るマシンで、…

TAKESHIS'

北野武監督の『TAKESHIS'』を観る。いや、不思議。ギャグがちゃんと映画用になっていて全然すべってない。『菊次郎の夏』とか『座頭市』はいったいなんだったのかと。すべてのシーンが連想ゲーム的につながっていくという異様にていねいな構成の中で、ギャグ…

『魔弾戦記リュウケンドー』

川崎郷太が監督ローテーションに入るということで楽しみにしていた『魔弾戦記リュウケンドー』のDVD第1巻を観る。第1話から第4話まで収録。これはかなりいいかも。第1、2話の監督が原田昌樹ということもあって、もう全然、いまの東映的な(「平成ライダ…

『リーンの翼』第1話「招かれざるもの」

富野監督の新作『リーンの翼』DVD第1巻が出た。いやー、忙しい第1話だった。セリフがむちゃくちゃ多くて、しかもいつもに増して磨きのかかった富野節セリフが満載で、全然ついていけない。とりあえず第1話は、これからバイストンウェルに呼ばれて聖戦士と…

三池崇史のウルトラマン(続き)

『ウルトラマンマックス』のDVD第5巻を観終わった。まず「第三番惑星の奇跡」は、結末が完璧に予想どおりだった。いや、きちんとテーマを全うした狙いどおりの仕上がりだと思うけど、でも、『マックス』としては異色だよな。ストーリーが異色というよりは、…

三池崇史のウルトラマン

いま三池崇史の撮った『ウルトラマンマックス』第15話「第三番惑星の奇跡」を観始めたんだけど(アタマ10分まで)、受けた攻撃をすべて自分の能力としていく「完全生命体イフ」のイメージが素晴らしい。四足歩行状態時のデザインはほとんど諸星大二郎。三池…

ひまわり

行定勲監督『ひまわり』を観た。なるほど、『世界の中心で、愛をさけぶ』の映画って、原作にこれを足したわけか。まあ、足したというよりは、作家の持ち味が同じように出てしまったというか。いい映画だとは思うけど、変な言い方をすれば“気の合う”映画じゃ…

ペ・ドゥナ映画祭最終日?

…というのももうソフトがありません。というわけで『TUBE』を観た。穴だらけの地下鉄アクション映画。アクションシーンと叙情的なシーンがなんの配慮もなく入り交じっていてリズムも悪いし。でも面白く観れなくもないとも言えます。髪型、照明がペ・ドゥナの…

『新機動戦記ガンダムW』と『ラヂオの時間』

いっしょくた。『新機動戦記ガンダムW』はDVDの「7」、第26話から第29話まで観ました。総集編がいっぱい。そして眉毛が二股な女子が登場。そして『ラヂオの時間』で三谷幸喜という人の作品を初めて観ました。

CDとDVDのメモ

『TV Bros.』09号から。 ●高田渡 / 高田漣/27 / 03 / 03(TONETONE RECORDS) ●RED HOT CHILI PEPPERS/STADIUM ARCADIUM(ワーナー)5/10 ●V.A./Exit Music(HOSTESS) レディオヘッドの楽曲のリミックス集。 ●GOMA/Soul of Rite(ユニバーサルIMS)5/17…

『新機動戦記ガンダムW』鑑賞日記 その?

あまりにひさびさなので「そのいくつ」かわからなくなった。ともかく観たのはDVDの「5」と「6」、第18話から第25話まで。むかーし一回Wマラソンに挑戦して挫折したのが、なんかやたら総集編ばかりになって集中力が切れたからなんだけど、それってヒイロが…

吉野ヶ里

「よしのがり」と言えばやっぱり第一変換候補は「吉野ヶ里」だよな。そんなことはさておき、荻上直子監督『バーバー吉野』を観ました。光が素晴らしい。日本で撮った映画なのに北欧っぽいやわらかさを感じさせます。ますます『かもめ食堂』が楽しみに。そし…

流れ者図鑑

最近なんとなく平野勝之監督の「自転車三部作」を観たいなあ、と常々ぼんやり思っていたのだが、1作目の『由美香』と、未見の3作目『白 THE WHITE』についてはちゃんと個々のタイトルを思い浮かべて「観たいなあ」と思うのね。でもなぜか2作目『流れ者図…

『AIR』鑑賞日記 その4

第8話まで観終わりました。内容について書くのはいちおう自粛しておくかな*1。声優って、俳優と違って偉いと使いにくいとかいうことがないからいいよね。新展開で新たに西村ちなみと井上喜久子が加わった。おお、大御所だ。途中の回で女生徒A・B・C役で…

『AIR』鑑賞日記 その3

第6話まで観終わりました。えーと、もう理解できないこととか、おかしいと思うことなどを書くのはやめました。そのへんはもっと大きな問題なので、こんなとこでちまちま書いてもしょうがない。さて、いちおうヒロインのうち2人、霧島佳乃、遠野美凪につい…

『AIR』鑑賞日記 その2

観だすと早い早い。「Vol.2」つまり第4話まで観ました。「Vol.1」では「映画の文法」どうのこうのと書いたが、もっと言えば「異常な世界」だよね。だいたい町に人がいないし。それに「Vol.1」でも書いたとおり、AVGを映画として再構築してないから、1日に…

『AIR』鑑賞日記 その1

『AIR』というTVアニメをDVDで観た(「Vol.1」つまり第2話まで)。Keyという会社の大ヒットゲームのTVアニメ化作品。ええと、オレは『Kanon』というゲームをやったことがあって、まあ、エロゲーなりに、SFであるとかファンタジーであるとかミステリーである…

仮面ライダー響鬼 第九巻

布施明がゲスト出演し(ヒビキとの共演は紅白が初めてだったわけじゃなかったんだね)、しょーもない新兵器とヒビキの派手な装甲モードが加わる。まあ、それはどうでもいいや。そんなことより三十六之巻「飢える朱鬼」ではなんとザンキの師匠・シュキ役とし…

糞や大地みたいな人

糞や大地のように穀物や草や人を育てる…そんな人に私もなりたいと思いました。 というわけで、長らく観てきました(←ウソです。全20話、あっという間に観てしまいました)『威風堂々な彼女』、ここに全編の完結となりました。 【以下、物語の大筋を明かして…

『威風堂々な彼女』第7話〜第9話

笑いすぎで腹が痛い。そして涙で画面が見えません。いや、ホントに。さっき笑ったと思ったら、泣けるシーンになって、そしてまたペ・ドゥナがとんでもないギャグを繰り出しまた笑うという、ホントに観てると感情が翻弄されまくる大変なドラマです。体力いる…

『威風堂々な彼女』にベタ惚れ

第4話から第6話まで観ました。ペ・ドゥナの役どころって、結婚直前に婚約者に逃げられたシングルマザーで、貧乏で、父は自分を助けるために事故死し、姉は富豪の跡継ぎの忘れ形見(←この言い方で合ってるのか?)としてその家にもらわれていき、しまいには…

貯金しなきゃ

●公式記録映画 日本万国博 DVD-BOX <期間限定生産>(ジェネオンエンタテインメント)映画『公式長編記録映画 日本万国博』の元フィルム10時間分を収録しているそうです。もはや映画ではないな。1年間の期間限定生産(2007年3月10日まで)。26,250円。う…

復讐者に憐れみを

パク・チャヌクの殺伐っぷりは素晴らしい。「どういうつもりだ?」っていうくらいひどいストーリー。『オールドボーイ』のほうがまだちゃんとした筋立てがあって、かなりまともな映画だと思います。後半は凄惨一筋だけど、前半は黒いギャグが満載。集団オナ…