『魔弾戦記リュウケンドー』

川崎郷太が監督ローテーションに入るということで楽しみにしていた『魔弾戦記リュウケンドー』のDVD第1巻を観る。第1話から第4話まで収録。

これはかなりいいかも。第1、2話の監督が原田昌樹ということもあって、もう全然、いまの東映的な(「平成ライダー」、あるいは「スーパー戦隊」的な)主流派な匂いはかけらもなし。なんというか『ブースカブースカ!!』と同じ匂い? まあ昔で言えば『星雲仮面マシンマン』とか『兄弟拳バイクロッサー』的なショボほのぼのした感じを想像してもらえれば近いと思う。でもこれ、うまく転がれば、『レインボーマン』『コンドールマン』みたいに主流派に対するカウンターになりうると思うよ。このあと清水厚監督も登板するみたいだし。楽しみだ。

4話までの段階で、すでにちょっとテーマ的なものも見え隠れし始めてるんだけど、そのへんについては2巻を観たときにでも書きます。あと、もう一つの楽しみだった佐藤寛子(ヒロイン役?)だけど、あまりかわいく撮れてない。その点は残念だった。


魔弾戦記 リュウケンドー1 [DVD]