2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

魂のジュリエッタ

『81/2』に続く、フェリーニ初のカラー作品。ジュリエッタの家の庭などのロケシーンが多く、ここのカラーが爽やかでふだんのフェリーニとは違う印象。また屋内(セット)では『女の都』的な感じと、『カサノバ』『そして船は行く』的なくすんだ不健康な感じ…

シンドバッド7回目の航海

劇場公開タイトルは『シンバッド七回目の航海』。いまさら説明の必要もない、人形アニメ作家、レイ・ハリーハウゼンによるシンドバッドシリーズ第1弾。今回は特撮カットと本編カットのモンタージュをじっくり楽しんだ。工夫がいっぱい。ワクワクしました。…

立喰師列伝

そういえば『うる星やつら』のメガネも全然理解できなかったしなあ…なんてことを観てるあいだ考えてました。川井憲次の音楽とビジュアル面の一部が面白かった。 <データ> 2006年/東北新社、Production I.G 監督、原作、脚本:押井守/撮影:坂崎恵一/音…

アルファヴィル

ご存知、『アルファヴィル』。アンナ・カリーナがくるっくるっと身を翻す動きは『女と男のいる舗道』のダンスシーンと同じ。何度観てもいい。 <データ> ALPHAVILLE OU UNE ETRANGE AVENTURE DE LEMMY CAUTION 1965年/フランス、イタリア 監督、脚本:ジャ…

暗殺者の家

『バルカン超特急』があまりに傑作だったので、その勢いをかってヒッチコック、イギリス時代祭り開催中。これは1934年の作品で、のちに『知りすぎていた男』としてリメイクされている。…とはいっても期待に反し、まあまあの出来かな。終盤の銃撃戦が長過ぎる…

山の音

鎌倉に住む一家の、嫁(原節子)と義父(山村聰)の間に芽生えた恋愛感情を包み隠しもせずに(と書いちゃうと言いすぎか?)描いたエロースな逸品。立派な人なんか一人も出てこないし、夫(上原謙)に至ってはそうとうひどいヤツだってことになるんだろうけ…

バルカン超特急

サスペンスとロマンスと、そしてつねに忘れないユーモア。完璧な映画。マーガレット・ロックウッドがかわいすぎる! ヒッチコックのエロ力(りょく)ときたらもう…。乱闘シーンで転倒して脚がぼーんと放り出されたりするんだよ。エロとユーモア、サスペンス…

【告知】ムサシノカチューシャナイト0010:♭

【ムサシノカチューシャナイト0010:♭】 12/3(日)16:00-22:00 音楽喫茶・茶箱(早稲田) カチューシャ好きな漫画家、TAGRO&スズフウが主催する音楽イベント「ムサシノカチューシャナイト」もついに10回目。「ムサシノカチューシャ」は2人の「カチューシャ…