『ALWAYS 三丁目の夕日』と『シン・シティ』
すごい2本立て。昨年の日米両国を代表する、オールスターキャスト、漫画原作によるフルVFX大作2本をぶつけてみた。
まず『ALWAYS 三丁目の夕日』。
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すみません。勘弁してください。
はい、さっさっと『シン・シティ』に行きます。こっちはたまらなくガキっぽくて残虐なアメコミ・ノワール。傑作!
まあ、フランク・ミラー、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノの3人は、こういうことをつねに全力でやってくれればそれでいいし、それを期待されてるんだろうけど(カケラもノレず、ついには「VOL.2」を観ることすらしなかった『キル・ビル』から、タランティーノはほんとによく帰ってきてくれたという気持ち。ちなみに今回撮ってるのはワンシーンだけだけど)、ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライヴ・オーウェン、ジェシカ・アルバ、ベニチオ・デル・トロ、イライジャ・ウッド、ブリタニー・マーフィ、デヴォン青木といった大スターたちが本気で漫画のキャラになりきってるところがすごい。ホントに。もうね、長澤まさみが浅倉南役にぴったりハマってる姿を観たのと同等の感動ですよ。
イライジャ・ウッド演じる天然殺人鬼・ケビンなんて、あの独特の画面処理によって白く抜けたサングラスと相まって、キャラ立ち過ぎだし。とにかく、スピードと、キメカットの多さ、キャラの立ち、すべてが素晴らしい。
よくわからんけどメチャクチャ面白かった。ジェシカ・アルバは素でファンになった。いい!