『少年翁』AZプレイリスト

AZ(2006.06.23/22:00〜23:00@早稲田茶箱)


ちょっと曲目、曲順に自信がないが…。

    • セカンドアルバム『Sunset Blvd.』より。SZ、中治さん、もっちさんのすごいセットにもこれなら負けないという確信の曲。HICKSVILLE、こんなグレイトな3人のライブが、最近は100人足らずの規模のハコでウキウキ観れます。たった100人…もったいない。

     サンセット・ブルヴァード

  • 02.Chanson des jumelles/MICHEL LEGRAND
    • ロシュフォールの恋人たち』のサントラより、双子姉妹の歌。今回は双子座イベントだったからね。アツローくん、やっぱこれ好き?

     ロシュフォールの恋人たち

  • 03.Shake Your Money Maker/THE HARVEY AVERNE DOZEN
    • ファーストアルバム『ViVA SOUL』より。や、じつはラテンジャズ、ブーガルーも好きなんすよ。しかし、セットに混ぜるのがムツカシイ。今回はいい感じにハマったので。ここまでの3曲のジャンルメチャクチャ感、これがオレの好きな形。家でもふだん、こんなふうに聴いてます。

     ヴィヴァ・ソウル

  • 04.I WILL CALL YOU (& OTHER FAMOUS LAST WORDS)/MELON
    • 中西俊夫佐藤チカ(ex. PLASTICS)によるMELONのファーストアルバム『DO YOU LIKE JAPAN?』より。ベースは細野さんかな? 違うかな?

     Do you like Japan?

    • 4枚目のアルバム『TROMPE LE MONDE』より。Pixies初登場か。まだまだ宝眠ってるよ。

     トゥロープ・ル・モード(紙ジャケット仕様)

     サブスタンス

  • 07.quem tem medo de brincar de amor/mutantes
    • 黒いアルバム『a devina comedia ou ando meio desligado(神曲)』より。変態的にグルーヴィーで、曲が展開し過ぎで、Rita Leeのボーカルがオサレで、オレのもっとも好きなタイプの曲。ブラジルの変態ロックバンド、mutantesはなにげに大好きです。もちろんRita Leeのソロも。今回、Caetanoもかけようと思ったんだけど、とりあえずブラジル変態ものは1曲にとどまりました。ガヤくんに受けた。うれしい。

     神曲

     ゆらゆら帝国のしびれ

    • ファースト(!)アルバム『ピンクの心』より。

     ピンクの心(紙ジャケット仕様)

  • 10.GOING TO A GO-GO/Smokey Robinson & The Miracles
    • アルバム『GOING TO A GO-GO』より。

     Going to a Go-Go/Away We a Go-Go

     レイン・ドッグ

    • moonridersのライブベストアルバム『THE WORST OF moon riders』より、ゴダールの同名映画の挿入曲。アンナ・カリーナがこの曲で踊るシーンはVJで使いまくってたので、今回は曲とあわせてみたかった。このmoonriders+観光地楽団@中野サンプラザ1984年ごろ?)はSZと行ったので生で聴いてる。映画音楽大会をやってくれた。

     THE WORST OF MOONRIDERS(紙)

  • 13.CORAZON DE MELON/MELON
    • MELONのレアベストアルバム『SHINJUKU-BLADERUNNER』より。もとはTRAカセットかなんかの音源らしい。ヤン富田スティールパンをフィーチャーした間抜けな雰囲気が愛らしい。

     新宿ブレード・ランナー

  • 14.いちめんのなのはな−風景 / 純銀もざいく−/メロディ・スウ
    • VIVID/ULTRA VIBEが出した『宇野誠一郎作品集 II』(偉業)より。言わずと知れた…です。カチュのおなじみさんは大喜び。しかし、宇野誠一郎ブレイクビーツだよ、これ。こういう変なことが起きているから古い音楽を聴くのもやめられない。

     宇野誠一郎 作品集 II

  • 15.Scissor Man/XTC
    • サードアルバム『drums and wires』より。殊能将之ハサミ男』の主題歌としてすっかりおなじみ…になってるかどうかは知りませんが、まあ、XTCはまだまだいいトラックが山のようにあるので、そのときの気分で仕掛けてかけられるのがいいね。というわけで「ゆっくり推理小説を読む時間が欲しいよ」という気分をこっそり表現してます(誰もわかんねっての)。

     ドラムス・アンド・ワイアーズ(紙ジャケット仕様)

    • 金原千恵子の同名ニューアルバムより。井出靖による、この、音を至れり尽くせりに入れすぎた感じはどうなのかと思いつつ、でもまあ“あのピアノ”があればということで。

     Grand Gallery presents STRINGS OF LIFE

    • ライブCD BOX『YMO L-R TRAX』より。「DISC 04」の『FAKER HOLIC』の後半から使ったんだけど、『FAKER HOLIC』後半はホントにヤバいね。ね、ichiさん。

     L-R TRAX Live&Rare Tracks

  • 18.bamboo club〜恋はシュビドゥワ!/Hicksville
    • サードアルバム『Mileage』より。この曲は最近ライブでもよくやる。しかしこのレコーディングバージョンも音像なども含めそうとう完成度高い。Hicksvilleは“すぐ廃盤にする”ソニーにEVER GREENな3枚を残してくれたよね。この曲かかったらどんまいくんがやってきた。しかし、カチュ周辺はいまCDが買えないアーティストだとは思えないほどHicksvilleファンが多いな。

     マイレージ

    • ファーストアルバム『The Age of Plastic』より。オレ、video boyだから。これ「オレのテーマ曲 その2」だから。

     THE AGE OF PLASTIC

     宇野誠一郎 作品集


少年翁プレゼンツ『少年翁001<ブラック恣意>』無事終了いたしましたー。思ってもみないほどの大勢の方にご来場いただきました。そして飲んで踊っていただきました。カチュと変わらずお客さんが最高なのでいつもやってて楽しいです。ホントにありがとうございました。

そしてゲストDJの中治さん、もっちさん、素晴らしいプレイ、ありがとうございました。DJsが4人4様で、主催しといてなんですが、こんな幸福な音楽の4時間があるだろうかと思いました。

中治さんの豪速球な日本ロックの1時間、ROJが嫌いなオレでも惚れ惚れした。や、単にあの雑誌が嫌いなだけで、国内ロックそのものは聴きますけど。そして、もっちさん。プレイと選曲の確かさ、そしてブースにいるたたずまいのカッコよさ。このあとオレ、出ていいの?とビビリ入りましたよ。

4人でシンプルに1時間ずつ、ジャンル特定せずに全4時間。内容がいいか、悪いかは各DJの裁量にかかっているというこの形は、オレとSZのもとからの理想。それがあんな最高な形で実現するとは。いや、びっくりした。