80年代リバイバルとか言わないで

SHINJUKU LOFT 30TH ANNIVERSARY "ROCK OF AGES 2006”


2006年4月15日(土)open/17:00 start/18:00
新宿Loft
ticket adv./ 4,500


LIVE
ムーンライダーズ、シネマ、ポ−タブルロック


さて、今月は結成30周年ということですでに4月1日、8日とライブを行っているムーンライダーズですが、昨日、やっと観に行くことができました。昨日がLoftの30周年イベントともリンクしたスペシャルイベント。1980年代にムーンライダーズとともにシーンを担っていた(←もっとましな表現はないものか)、シネマ、ポータブルロックが再結成。

しかし、ここまで完璧にLoftという空間を使って1980年代を甦らせるとは思いませんでした。いや、年寄りバンドが集まった懐古イベントとか言わないでほしい。こんな強烈なのきっと昨夜限りだから。まあ、ポータブルロックという存在は現在につながっているものを持っていると思うんですよ。野宮真貴も、チブンも、中原信雄も、いまも一線で活躍しているし、そんな彼らのひさびさの同窓会という感じでさらっと楽しめちゃったんですけどね。音も3人プラス、パーカッションという編成で「いま」モードだし。

しかし、そのあとのシネマ登場でLoftの時空は歪みました。やっぱりあの5人がいっしょにステージに立つ、それだけで完全に時空は歪むね。松尾清憲鈴木さえ子ツインボーカル鈴木さえ子のドラム、そしてあの楽曲がつぎつぎと。

でも、それだけじゃ終わらなかった。トリに登場したムーンライダーズがやってくれましたよ。ええと、この一連のイベント、4月30日の野音が最終なんで、それまでは詳細書きませんが、まあ一言で言えば、「それ、できるなら早くやってよ」という感じ。まあ、ライダーズのライブでいいと思ったのは5年くらい前のDMBQと対バンしたとき以来。その間、つねに煮え切らない思いをしてきたわけですが、昨日のライダーズはちょっと大変なことになってましたね。野音でもあのマジックはまた起きるのだろうか? 期待してます。