比屋定篤子のライブと『LIVE +』

沖縄出身でいまは沖縄在住、地域に根付いた活動をベースにしている比屋定篤子。じっさい最新アルバム『LIVE +』は某タワーレコードでは「沖縄コーナー」に置かれてて、発見するのに一苦労だったんだけど。

比屋定篤子はじつは、1997年から1999年まではソニー・レコードから3枚のアルバムを出していて、簡単に説明すると70年代後半のシティポップス的でありつつ、ブラジル的要素の取り入れ方が最新型という、じつにこうなんというか、“聴き逃せない”音楽を作るシンガーだった。けど、そのわりに全然売れなくて、ライブはいつも南青山のMANDALA。さらには笹子重治とのデュオを、初台の沖縄居酒屋で目の前で(←文字どおり。緊張した…)聴けちゃったりして。

そんな比屋定篤子のひさびさの東京ライブに、5月29日(月)に行ってきた。場所はおなじみの南青山MANDALA


【つづく】


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